介護福祉リフォーム

介護福祉リフォームとは

介護福祉リフォームとは、自宅介護の負担を減らし、
介護する側もされる側も安心して暮らせる住まいへリフォームすることです。

介護される方が暮らしやすい

歩行や入浴などの日常生活に必要な行為を、なるべく介護される方自身ができるようにします。
できる範囲での自立した生活は本人の活力となります。
介護福祉リフォームによって生活動作ができるようになれば
ほかの生活動作に対しても可能性を探したり、生活全体に意欲が出てきたりすることが考えられます。

介護を行う方の負担が少ない

介護福祉リフォームには、介護をする方の負担を軽くするという目的もあります。
要介護認定の区分が上がれば上がるほど、体力はもちろん精神的にも負担がかかります。
そういった負担を軽減するのが介護福祉リフォームです。
介護が必要だった高齢者の方の生活動作が介護福祉リフォームによって少しでも自立すれば、介護者は介護から解放され新たな生活が可能になります。介護が必要であっても介護量を軽減できるケースがほとんどで、本人および家族の安全・安心の確保につながります。

「長期化する在宅生活」

世界でも類をみないほど平均寿命が伸びた日本の現代社会では、定年後の在宅生活期間が長期化しています。さらに福祉施策も、施設での福祉から在宅の生活支援へ変わってきたことで、以前は施設や病院で暮らしていた重度の障害をもつ高齢者の方が在宅生活をすることもあり、高齢になって在宅生活をおくる方が多くなってきています。しかし、家の中の段差をはじめ、これまでの住宅構造は高齢者にとって生活しづらい部分が多く、より快適に暮らすために住環境の整備を望む声が大きいです。
また、介護保険制度の改正により介護予防・自立支援に重点が置かれるようになったことで、予防のための介護福祉リフォームへの関心も高まっています。

ただ介護や福祉の知識を持っていない業者にリフォームを頼んだ場合、せっかくお金をかけたリフォームが効果的でなかったり、逆に邪魔になってしまうこともあります。
エー・エスホームは、福祉住環境コーディネーターの資格を持っていますので、「医療」「福祉」「建築」の知識をもとに、必要な介護福祉リフォームをご提案いたします。

介護福祉リフォームのタイミング

65歳以上の事故の発生場所は77.1パーセントが家庭内※1 というデータからも分かるとおり、
特に定年退職をされてからは自宅で過ごす時間が長くなりますので、
自宅で快適・安全に暮らしていくための家づくりが必要です。

今は不便を感じることなく過ごしていても、やがて自分も高齢者になります。
同居している家族の要介護度が上がる可能性もあるでしょう。
介護が必要になってから慌てて……ということがないように、
早め早めに介護福祉リフォームをすることが大事です。

※1 厚生労働省 平成29年版高齢社会白書

介護福祉リフォームのポイント

玄関

玄関のバリアフリー化は、介護が必要な方が気兼ねなく安全に外出するために欠かせません。門から玄関も見直してみましょう。

歩きやすい

玄関は段差の多い部分ですが、急な段差や高い段差は、足腰の弱い方には不便です。

固定式の踏み台や式台を置くだけでも段差を小さくすることができます。段差は足や杖が十分乗る大きさにしましょう。

門から玄関ドアなど、面積が広い場合は、手すりやスロープを設置すると、デイサービスなどの送迎もスムーズになります。転倒防止にも効果的です。スロープは直線だけでなく、U字やZ字もあるので段差の大きさと敷地を考慮して最適なものを選びます。

楽に出入りができる

引き戸タイプの扉に変更することで少ない力で扉の開閉をすることが可能になります。反対に「認知症で徘徊が多くて心配」という場合は、開けにくい鍵にすることもあります。

車椅子の方の場合は、昇降機を設置するのも良いでしょう。

座って靴の脱ぎ履きができる

足腰が弱ると、片足で立つときに体のバランスを取ることが難しくなるので、座る場所があると安心です。低すぎる場合はかえって危険なこともあるため、自然に腰を下ろせる台や椅子、つかまる手すりなどがあると靴の着脱がスムーズです。
手すりは、使う人に適した高さであること、床面と手すりの高幅が均一であることなどを守るようにします。

明るい

夕方など、薄暗い時は足元が見えにくく転倒しやすくなります。スイッチ操作の要らない人感センサーやタイマー付きの照明器具を付けると安心です。

雨の日でも滑らない

ざらざらした素材など滑りにくい床に取替えることで転倒の予防ができます。

浴室

滑りやすく事故も起きやすい浴室は、介護福祉リフォームで使いやすくしておくと安心です。

出入りに不自由がない

入口の段差は、転倒を招きかねない障害の1つです。浴室の床をかさ上げするなどして浴室と脱衣所の間の段差をなくすと、車椅子を使用する場合や足腰が弱い場合も移動がしやすいです。浴室すのこなど、簡単に段差を解消することができるものもあります。

また、開けやすい折りたたみ戸は介護をする方にも便利です。 浴室のスペースを最大限に有効活用できます。

濡れても滑らない

体や床が濡れていると、床の材質によっては滑りやすく、転倒する危険性が高まります。
樹脂素材や木材など、滑りにくく足に冷たさを感じないタイプの床を選ぶと、より浴室が快適になります。

浴槽への出入りがしやすい

浴槽が高いと脚を大きく上げてまたぐ必要があるため、体のバランスを崩しやすくなります。
低い浴槽に交換したり、つかまりやすい位置に手すりを取り付けると安心です。
手すりは、立ち座りの動作を支える縦と、座った姿勢を安定させる横のあるL字型が良いでしょう。
座って片足ずつ浴槽に入れる入浴台の設置も有効です。

立ち・座りをサポート

浴槽の立ち座りをリフトで行うバスリフトの設置は、介護する方の負担を大いに軽減できます。
電池で動くため電気工事が不要で、取外しが簡単です。

洗面台が利用しやすい

こちらは洗面所のリフォームになりますが、洗面台が低く、下に空間があるタイプですと足元が収まります。
車椅子や椅子に座って利用することができます。

トイレ

介護リフォームでトイレは外せないリフォーム箇所です。

排泄は人間の尊厳に関わる部分なので、できるだけ1人で使えるようにリフォームしたいものです。そして、介助が必要な場合も考えた設計にすることが重要です。

出入りがしやすい

排泄は生理現象なので、「待ったなし」の状況も予想されます。
ドアが開閉しやすい、廊下とトイレに段差がない、間口が広いなど、
出入りしやすいことは大切な条件の一つです。出入り口の間口は、最低でも80cmは必要といわれています。
スロープを設置したり、引き戸に交換したりすると、スムーズに開け閉めができます。

トイレ内で動きやすい

立ったり座ったりという動作を安定させるための手すりがあると、便座に腰掛けるまでに便利です。
車椅子の方に介助者が同行する場合は、お互いが無理なく動けるスペース(約1坪程度)を確保できると良いでしょう。
また出入り口の位置を便座後方か便座横にすると、車椅子から便座への乗り換えもしやすいです。

用を足しやすい

洋式トイレへの便器の取替えはもちろん、便座が座りやすい高さですと足腰に負担がかかりません。
便器の取替えが難しい場合は、便座と便器の間に補高部材を挟み、便座をかさ上げすることもあります。
さらに、トイレットペーパーホルダーや手すり、水を流すボタンが使いやすい位置にあると、本人だけでなくご家族にとっても便利です。

お手入れしやすい

クッションフロアシート ・大型セラミックタイルなど、床や壁を、水やアンモニアに強く、お掃除のしやすい材質にすると、いつでも気持ちよく使うことができます。また、雑巾を洗うための多目的流しを設置することもあります。

部屋から近い(トイレを増設)

部屋からトイレが遠い場合は、部屋の押入れをリフォームしたり、ベッドサイドトイレを設置したりすることもできます。
ベッドサイドトイレは、ベッドからの移動さえできれば、1人で用を足すことが可能です。
最近では水洗式のポータブルトイレもあり、衛生面でも評価されています。

階段

階段は転落など危険が伴う場所です。
生活空間が2階以上にある場合には、各室との位置関係、
特に寝室とトイレの位置に配慮が必要です。

つかまるところがある

手すりがあると、体を支えられるだけでなく体重が腕にも分散されるため、足腰への負担を和らげることができます。太すぎるものや、滑りやすい素材は避け、木製などの手すりにすると良いです。

使う人の体型に合わせた位置への取り付けができないと、かえって邪魔になる場合もありますので、必ず本人のいるタイミングで計測をします。経験豊富なエー・エスホームにご相談ください。

滑りにくい

階段の一段一段に滑り止めをつける、滑りにくくなるように階段の表面を加工する、カーペットを敷くなどの方法があります。
階段の構造に応じて最適な方法を選びます。

昇降機が設置してある

足の悪い方や車椅子を使用している人にとっては、昇降機がとても便利です。
階段幅が75cm以上あるなど、取り付けられる階段かどうかは家や階段の構造によりますが、検討される場合は一度ご相談ください。

介護保険について

介護保険は、介護サービスや施設の利用だけでなく、介護福祉リフォームの補助にも適用されます。
20万円までの介護福祉リフォームを1割~2割の自己負担で行えるのです。※2
自治体から「要介護」あるいは「要支援」といった介護認定を受けている方の家であれば制度が利用できますので、
必要に応じたリフォームを検討してみましょう。詳しくはエー・エスホームにご相談ください。
なお、介護改修の補助は1人1回までが原則ですが、
「要支援」「要介護」のランクが3段階以上あがったときや、転居した場合は改めて本制度が利用できます。

※2 自己負担額は、各市町村、年度により異なります。

 

エー・エスホーム対応エリア

岐阜市、岐南町、関市、各務原市、羽島市、
大垣市、本巣市、山県市、一宮市、江南市 他

こちらに書かれていないエリアでも対応させていただける場合もございますので、
近隣にお住まいの方は一度ご相談ください。

 

介護保険の対象になる住宅改修

手すりの取り付け

廊下、便所、浴室、玄関から道路までの通路等に転倒予防もしくは移動または移乗動作に資することを目的として設置するもの。

段差の解消

居室、廊下、便所、浴室、玄関等の各室間の床の段差および玄関から道路までの通路等の段差を解消するもの。昇降機・リフト・段差解消機等動力により段差を解消する機器の設置工事」は除く。

例)敷居を低くする工事/スロープを設置する工事/浴室の床のかさ上げ など

滑り防止および移動を円滑にするための床・通路面の材料の変更

例)畳敷きから板製床材・ビニル系床材等への変更/浴室・通路:滑りにくいものへの変更 など

扉の取替え

例)開き戸から引き戸、折れ戸、アコーディオンカーテン等への取替え/ドアノブの変更/戸車の設置 など

引き戸への取替えに合わせて自動ドアにした場合、自動ドアの動力部分の設置に関する費用は保険給付対象外となる。

洋式便器などへの取替え

和式便器から洋式便器への取替え。

上記住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

手すりの取り付け……手すりの取り付けのための壁の下地補強など

床段差の解消……浴室の床の段差解消(浴室の床のかさ上げ)に伴う給排水設備工事など

床又は通路面の材料の変更……床材の変更のための下地の補修や根太の補強など

扉の取替え……扉の取替えに伴う壁又は柱の改修工事など

便器の取替え……便器の取替えに伴う給排水設備工事(水洗化又は簡易水洗化に係るものを除く。)、便器の取替えの伴う床材の変更など

岐阜県公式ホームページより

会社概要
-About company-

会社名
エー・エスホーム株式会社
代表者名
杉山 貴康
住所
〒501-3115
岐阜県岐阜市芥見54-1 ア・ドリーム渡辺202
TEL
058-214-7782
FAX
058-216-2144
資格等

資格

二級建築士
宅地建物取引士
福祉住環境コーディネーター 2級
賃貸不動産経営管理士
定借プランナー
不動産キャリアパーソン

認可

宅地建物取引業者 岐阜県知事(1)第4959号

所属

公益社団法人岐阜県宅地建物取引業協会 会員
公益社団法人宅地建物取引業保証協会 会員
公益社団法人中部圏不動産流通機構 会員
東海不動産公正取引協議会 加盟

事業内容
介護福祉リフォーム
住宅・マンションリノベーション
新築工事・店舗改装・外構工事
家財処分・遺品整理
相続対策コンサルティング
不動産売買・仲介・賃貸・管理

お問い合わせ
-Contact-

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